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中学受験算数おすすめの参考書

娘は集団塾に通わず自宅学習中心で中学受験の勉強をしています。今回はわが家の中学受験勉強でものすごく役立っている算数の参考書を紹介します。

中学受験算数・口コミでも評判の基礎固めに役立つ参考書!

中学受験勉強の中で、とくに小学校の勉強とのギャップが大きいのは算数だと思います。

中学受験用のテキストは優秀な子に合わせて作られているため、ほとんどのテキストがさらっと公式や解法の解説をして、すぐに演習や難しい応用問題に入ります。

私の娘は腑に落ちないと先に進めないタイプ。中学受験の用テキストは「なぜそうなるのか」「なぜその公式を使うのか」という基礎の部分が省かれてどんどん先に進むため、娘はもはや「何が分からないのか分からない」状態になってしまい困っていました。

そんなわが家の救世主は「三つ星の授業あります。」という参考書です。口コミでも評判ですね!



「三つ星の授業あります。」では、子供たちがつまずきやすいポイントや覚えづらい公式を、徹底的にかみくだきモールステップで丁寧に解説しています。

ちょうど小学校の勉強と中学受験勉強の間という感じの丁寧さです。中学受験で必ず押さえておきたい算数の基礎がカバーされています。

三ツ星の授業あります。の著者 小杉拓也さんについて

「三つ星の授業あります。」の著者、小杉拓也さんは東京大学経済学部卒、SAPIXの個別指導塾プリバードで社員として指導、その後プロ家庭教師として独立した20年以上経験のある方です。

15万部のロングセラーとなった「中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本」や20万部を突破した「小学校6年間の算数が1冊でしっかりわかる本」など多数の参考書を書かれています。

小杉拓也さんは基礎固めに力を入れて塾にほとんど通わずに東大と早稲田大の現役合格を達成した経験から「基本に立ち返って深く学習することの大切さ」を念頭に「三つ星の授業あります。」を作ったそうです。

中学受験算数 わかりやすいおすすめの参考書

テキストは子供と先生の会話形式で書かれています。図もふんだんに使われてとことん丁寧に説明されているので、動画を見ずにテキストを読むだけでも十分理解できます。

本の厚さは約3cm!丁寧な内容に比例した圧巻の厚さです。

三つ星の算数厚さ

チェック問題集と解答・解説が1冊になった別冊がついています。解説も丁寧で分かりやすいです。

三つ星の算数別冊問題集

それぞれの問題に講義動画つき。YouTubeで検索か、QRコードを読み込んでスマートフォンやタブレットで見ることができます。

動画授業は、栄光ゼミナールの先生がやさしく丁寧に教えてくれています。「先生と一緒に頑張ろうね!」と子供を応援しながら進めてくれるので、算数が苦手な子でも楽しく視聴できます。

本が厚い分、参考書にしては価格が高めですが、それ以上の価値があると思います。もし個別や家庭教師にこの参考書の内容をすべて教えてもらったら数十万円はかかりそうです。

三ツ星の授業ありますの自宅学習 算数の基礎固めでの使い方

わが家では4年生から「三つ星の授業あります。」を栄光ゼミナールなどで使っている中学受験のテキスト(中学受験新演習)に入る前の導入に使っていました。

娘は週1回個別に通っていますが、この参考書を使ってできるところまで自宅で学習して、個別では自宅学習で分からなかった問題を中心に習っていました。(個別に全て任せると時間がかかるため。動画を見て行くと理解が早いです。)

娘はテキストを4年生までは「中学受験新演習」を使い、5年生からは四谷大塚の進学くらぶに入り「予習シリーズ」に変えました。

「予習シリーズ」は「中学受験新演習」よりも進度が早かったため、習っていない単元は「三つ星の授業あります。」で学んでから5年生の「予習シリーズ」に入ったのでスムーズでした。

最近、進学くらぶのCクラスに入って基本問題の解説動画を見られなくなってしまったので、再びこの「三つ星の授業あります。」の解説に頼っています。


きょうこ先生のはじめまして受験算数のレベル

「三つ星の授業あります。」だけでは補いきれない問題は、安浪京子さんの「きょうこ先生のはじめまして受験算数」も使っています。きょうこ先生の本の方がコンパクトに、中学受験で必ず押さえおかないといけない算数の基本問題がまとまっています。

「きょうこ先生のはじめまして受験算数」のレベルは中堅校向けです。

中堅校の偏差値の目安

最難関校、難関校、中堅校の偏差値の目安は、四谷大塚80%で判定偏差値で、
最難関…70以上
難関…60以上70未満
中堅…45以上60未満


※きょうこ先生の本では中堅校の偏差値目安はY45以上Y60未満とありましたが、「きょうこ先生のはじめまして受験算数」で掲載されている問題は基本問題中心なので、Y45~50くらいの中学くらいまでが対象かな?と思います。(問題の難易度は学校によりますが)


きょうこ先生は評判通り参考書も動画もすごく分かりやすいです!問題の解説も細かく丁寧に書かれています。でも、のんびりしていて理解がゆっくりめな娘には授業動画がスピーディで追いつけないことがあるため、わが家では主に「三つ星の授業あります。」を使っています。

どちらが合うかはお子さんのタイプによると思いますが、中学受験の勉強に慣れていない子や算数が苦手な子が使うなら「三つ星の授業あります。」の方が入りやすいかもしれません。

中学受験算数の基本を分かっている子が塾や家庭学習の補助、基本問題の確認に使うなら、きょうこ先生の方がシンプルで使いやすいのではないでしょうか。

「きょうこ先生のはじめまして受験算数」も中学受験算数の基礎固めにピッタリな参考書だと思います。



中学受験の算数が全く教えられない親でも何とか自宅学習で受験勉強できているのは、この参考書たちのおかげです。

「三つ星の授業あります。」と「きょうこ先生のはじめまして受験算数」は、いつか応用編も出していただけたら…と願っています。

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