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中学受験と習い事

中学受験勉強をしながら習い事はいつまで続けられるのでしょうか。

うちの子も中学受験の勉強しながら習い事を続けているので、どうやったら両立できるかずっと気になっていました。

中学受験を終えたママへのアンケートによると、中学受験のために習い事を全てやめたのは全体の32.2%(4,5,6年を通じて)中学受験勉強をはじめてからも、状況に応じて整理しながら習い事を続けるお子さんは多いようです。

1位 習い事を全て続けた 16.9%
2位 4年生で一部整理をした 15%
3位 6年生で一部整理をした 12.9%
4位 6年生で全てをやめた 12.4%
5位 5年生で一部を整理した 12.2%
6位 5年生で全てをやめた 11.9%
7位 状況に応じて整理を続けた 10.8%
8位 4年生で全てをやめた 7.9%
出典:中学受験と習い事の両立、最新アンケート結果大公開!より


「6年生の夏以降も続けさせる」が40%、「5年生の終わりまで」が27%、「6年生の夏前まで」が20%、「4年生の終わりまで」が11%、「4年生以前」が2%という回答が得られました。実際に、習い事をやめる子どもが最も多くなるのは、今回の結果でも2番目に多かった小学校5年生の時期です
出典:習い事に関するアンケートより

中学受験勉強しながら習い事を続けるメリット・デメリット

習い事を続けるメリット

  • 中学受験勉強の息抜きになる。
  • 集中力・忍耐力・精神力がつく。(習い事によっては)
  • スポーツ系の習い事は体力がつく。

習い事を続けるデメリット

勉強の時間が足りず、受験も習い事も中途半端になってしまう可能性がある。

中学受験の目的・本人と親の優先順位を明確にする

一口に中学受験と言っても、家庭によって方針は様々です。

御三家などの最難関中学を目指すのか、のびのびと習い事に集中できる環境を求めて中学受験するのか、子供らしい生活を優先させたいのか。家庭の方針によって受験勉強や習い事に使える時間は変わってきます。

中学受験勉強しながら習い事を続けられるかどうかは、本人のやる気と体力、能力もかかわってきます。

4年生までは、大手進学塾でも授業が週2回程度で宿題もそれほど多くありません。習い事と中学受験の勉強を両立しているお子さんも多いようです。

5年生になると勉強の進度が速く難しくなり、塾の授業も週3回~4回に増えます。宿題や模試も増えていきます。

6年生になると、塾の授業が週3回~4回で週末も志望校別特訓や模試に追われ受験勉強以外にほとんど時間を割けなくなります。

習い事と中学受験を両立する方法

習い事に対する優先順位によって、中学受験と習い事を両立する方法は変わってきます。

中学受験と習い事を両立する方法の一例です。

【1】優先順位 中学受験>習い事
大手進学塾のスケジュールに合わせ、隙間時間の息抜きにできる習い事を続ける。6年生の直前期は習い事を休止し受験に集中する。

【2】優先順位 中学受験=習い事
習い事に協力的な拘束時間の短い塾を選択。5年生、6年生と徐々に習い事の日数を減らす。

【3】優先順位 中学受験<習い事
集団塾には通わず入試ぎりぎりまで習い事を続ける。習い事が入っていない日時に通信教育や個別指導で中学受験の勉強をする。

わが家は今のところ【3】のパターンです。(【2】にするつもりが、娘に集団塾を拒否されてしまいました…。四谷大塚の進学くらぶで自宅学習しています。)

中学受験と両立しやすい習い事

一般的に、このような習い事が集団塾での中学受験と両立しやすいと思います。(娘も、下記に当てはまる習い事をしてます。)

  • チーム競技ではない。(他の子の予定に合わせなくていい)
  • 休みが取りやすい。
  • 短時間でもできる。
  • 毎日練習する必要がない。

中学受験の勉強は進度が早く難易度も高いため、拘束時間が長すぎる習い事は両立が難しいです。

本人が楽しく続けられるのであれば、できるだけ習い事は続けさせてあげたいですよね。

ただ、習い事を続けることで子供が疲れ切って勉強も習い事も集中できなくなるようであれば、やり方を再考した方がいいかもしれません。

わが家はまだ、娘が習い事をいつまで続けられるかは分かりませんが、状況を見ながら親子でよく話し合って娘にとってベストな選択をしていければと思っています。

習い事と中学受験を両立中の、娘の勉強スケジュールをまとめました。