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塾なし中学受験自宅学習


わが家は両親ともに中学受験未経験なので、何となく「塾なしで中学受験なんて普通の親では絶対に無理だろうな…。」と思っていました。

でも、実際に集団塾なしで娘の中学受験の勉強をはじめみると、意外と何とかなっています。ただ、塾なし中学受験は家庭によって向き不向きはありそうです。

今回は塾なし中学受験に向いている親子、向いていない親子について考えてみました。

塾なし中学受験に向いている子(自宅学習で中学受験できる子)

  1. 親から勉強を教わることを嫌がらない
  2. 学習習慣がついている。
  3. 本人が中学受験をしたいと思っている。行きたい中学がある。
  4. 自宅学習でも勉強のモチベーションを保てる。

中学受験の勉強は小学校の勉強に比べて段違いに難しく学習範囲も広いため、本人にやる気と根気がないと続かなそうです。

あとは、うちの子のようにマイペースで勉強したい子(競争が苦手で、集団塾の速すぎるペースについて行けない子)や、習い事と中学受験を両立したい子にも「塾なし中学受験」が向いていると思います。

塾なし中学受験に向いている親

100%親の力だけで中学受験を完璧にフォローしようと思うと、塾講師並の能力や中学受験の知識が必要になりますし、親の時間的、精神的な負荷も大きくなります。

  1. 子供に中学受験の勉強を教えられる。
  2. 中学受験に合うカリキュラムの選定、スケジュール管理など、中学受験に合わせたサポートができる。
  3. 志望校の入試問題が解ける。志望校に合わせた対策を考えられる。
  4. 子供の中学受験のために時間を割ける。
  5. 子供の能力や強みや弱みを客観視して、弱点を強化する次の手を考えることができる。
  6. 子供の勉強に熱くなりすぎず、冷静に教えることができる。
  7. 最新の中学受験情報を収集できる。

つまり、「塾なし中学受験に向いている親」は中学受験塾の講師と同じサポートができる親ですね…!

こんなに沢山の条件を書き出しましたが、私は塾なし中学受験で何よりも重要なのはこの3点だと思います。

  • 子供が親と勉強をすることを嫌がらない。
  • 子供が自宅学習で中学受験をしたいと思っている。
  • 親が子供の中学受験のために時間を割ける。(子供の勉強に付き合うことができる)

あとは、「親子とも家庭学習が苦にならず、自宅で長時間勉強できる。勉強のことで感情的になりすぎない」というのも大切なポイントです。

中学受験の勉強は難易度が高く膨大な量があるため、長時間の勉強は避けられません。また、勉強で壁にぶつかるたびに親子でイライラしていると家庭の空気が悪くなってしまい受験どころではなくなってしまいます。塾なし中学受験は、上手く勉強のストレスを逃がせる親子が向いていると思います。

普通の親子に塾なし中学受験は無理?

実は、わが家は上記の「塾なし中学受験に向いている親」の条件に全ては当てはまっていません^^:。夫も私も公立中学出身で、中学受験独特の特殊算が分からずどう教えていいか悩んでいます。

でも、今は自宅で中学受験の勉強ができるサービスが充実しています。(進学くらぶ、Z会、チャレンジ、スタディサプリ、中学受験の解説動画など)

親に塾講師並の知識がなくても、完璧に特殊算の解説ができなくても、中学受験向けの通信教育や動画を活用して、子供にとって必要なサービスをピンポイントで上手く利用すれば、自宅学習で中学受験の勉強はできると思います。

塾なし中学受験で役立っている動画をまとめました。
(親が教えられない教科は個別や家庭教師に頼む、4、5年生までは通信教育の自宅学習中心で勉強して、6年生からの志望校対策のみ通塾するなど。)

わが家は4年生まではスタディサプリ、5年は進学くらぶとスタディサプリを併用して勉強しています。(算数のみ週1回個別)スタディサプリは、進学くらぶだけでは難しすぎる問題のフォローに役立っています。

進学くらぶは進度が早くて難しい、応用問題中心のレベルが高い教材です。進学くらぶだけだと基礎問題の演習が少なくなってしまうので、わが家は基礎から丁寧に教えてくれるスタディサプリと組み合わせて基礎を固めています。

スタディサプリは2週間無料で体験できます。
スタディサプリ

通塾せずにスタディサプリを使って受験勉強した体験談と授業動画のレビュー、スタサプの効果的な使い方を詳しくまとめました。
娘は親に教わるのを嫌がる子なのでお互いストレスをためずに勉強するためにも通信教育は必須です。わが家は夫も私も中学受験の算数を上手く教えられませんが、通信教育のおかげで何とか自宅学習ができています。

娘が授業動画を見ても分からない場合のみ親が解説し、(一緒に動画を見て補足説明)それでも分からない時はさらに分かりやすい解説動画を探し、動画を見てもどうしても分からない問題は個別指導で教えてもらっています。

この参考書も大活躍しています。
ところで、親が中学受験の問題を解ける能力と、子供の理解度に合わせて教えられる能力は別物な気がしています…。(もちろん、問題が解けないと教えることもできないのですが。)

理系大学を出た夫は、中学受験の算数の問題をほぼ解くことはできるのですが、びっくりするぐらいに子供に教えるのが下手です。きちんと解答を見ずに自分が大人になるまでに習った知識(方程式など)を使って効率的な解法を教えようとして逆に子供を混乱させてしまいます。数学から算数への切り替えが難しいようです。

わが家は、国、理、社は自宅で通信教育の動画を使って親がサポート、特殊算は通信教育と外注で何とか乗り切ろうと思っています^^。6年生からの志望校対策をどうするかも検討中です。

5年生の夏休みは、塾なし中学受験の勉強ストレスから親子喧嘩になってしまい大変でした…!ストレスを解消して親子喧嘩なしで勉強できるようになった方法を紹介しています。


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