のんびりした子の中学受験|幼くてマイペースな子に合う勉強方法は?
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うちの娘はとってものんびりした子です。中学受験は精神年齢が高い子が向いていると言われていますが、うちの子はまさに真逆のタイプ…。精神年齢が幼くて何事にものんびり、ゆっくり、マイペースな子です^^。
そんな娘が中学受験の勉強をしていて、のんびりしていて困っている点、逆に意外とうまくいっている点や、のんびりした子に合う勉強方法をまとめました。
中学受験・幼くてのんびりした子の長所と短所
「のんびり」といっても、いろいろなタイプの子がいると思いますが、うちの娘はこんな子です。
短所
- 処理能力が低くて文章を読むのも書くのも遅い。(板書を写すのも苦手。)
- 暗記に時間がかかる。(とくに漢字や熟語、興味のない単元はなかなか覚えられない。)
- テストが時間内に終わらない。(記述が多い国語と社会が厳しい。)
- 精神年齢が低くて読解問題が解けない(とくに物語文が苦手。登場人物の気持ちを理解できない。)
- 理解する速度も問題を解く速度もゆっくりで、中学受験塾のカリキュラム通りに進めるのが難しい。(四谷大塚の週テストは間に合わないので組分けテストだけを受けています。)
- ノートを綺麗にまとめる作業が好きで、本人に勉強のやり方を任せるとノート作りに熱中して情報がほとんど頭に入っていない。
娘はとっても勉強の要領が悪かったので、効率よく勉強できるようにやり方を変えました。
長所
- 算数のテストは時間が足りずに全部埋めることはできないが、埋めた問題の正答率は高い。(じっくり時間をかけて勉強しているため、定着すると忘れにくい。)
- 本人が興味のある単元の吸収は早い。
- 論理的な思考力はある方で、勉強は理屈が分かると定着しやすい。
- 幼くてまだ反抗期が来ていないので、勉強のやり方など親の意見に耳を傾ける余地がある。
- 目標に向かってコツコツ地道に頑張る努力家。
娘は3年生までは勉強のやる気も集中力もなくて、毎日のんびり、ぼんやりと過ごしていましたが、4年生になって将来の夢と行きたい学校ができて、勉強への姿勢が別人のように変わりました。
幼くてマイペースな子が、やる気を出して毎日勉強できるようになった方法をまとめました。
小学生・勉強のやる気を出す方法【中学受験】1日2時間以上集中して勉強できるようになったコツ
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のんびりした子に合う中学受験塾は?
のんびりした子には、課題が多すぎず、進度がゆっくりめで子供が自分のペースで勉強できる塾がおすすめです。もし、うちの娘が大量に課題が出る進度の早い塾に入ったら、必死に頑張っても周囲のペースに追いつけずに自信喪失してしまっただろうなと思います。内気で競争が苦手なのでクラスの変動が激しい塾も厳しそうです。
娘は集団塾が合わず、塾なしで中学受験をすることになりました。
中学受験はいつから準備を始める?低学年で意識すればよかったこと・塾選びに失敗
わが家は、「通信教育で自宅学習+算数のみ個別指導」で進めています。のんびり、マイペースな娘には、自分のペースで一つ一つゆっくり着実に勉強できる塾なし中学受験は合っていました。(幼くて何をすればいいか分かっていない子なので、親のサポートは必要ですが。)
娘はとくに算数へのこだわりが強く、親から教わるのも嫌がるので分からない問題はスタディサプリの解説動画授業を見て、それでも分からない問題は個別指導で教えてもらっています。
娘は、理解のスピードが遅いので授業動画を1回見ただけでは追いつけないことがありますが、動画なら分からなければ繰り返し見ることができて助かっています。
算数以外の科目(国語・理科・社会)もスタディサプリでじっくり基礎を固めています。スタディサプリの動画は子供が飽きないように工夫されていてわかりやすいので、自宅学習でも楽しく勉強できています。娘が今の時代の中学受験生で良かったです^^。
※2023年5月追記
通塾せずにスタディサプリを使って受験勉強した体験談と塾なし中学受験でのスタサプの効果的な使い方を詳しくまとめました。
スタディサプリで中学受験できる?本音の口コミと体験談・塾なし中学受験での使い方
スケジュール管理は親がしています。当初は、集団塾の代わりに個別指導に全てお任せして中学受験しようと思っていましたが、娘の通っている個別は子供に合わせて進むため進度が遅すぎて中学受験に間に合いそうもありませんでした…。
受験勉強を続けるうちに娘がY60台の中学を目指すようになったので、5年生からは通信教育(進学くらぶ)中心に勉強を進めて、個別やスタディサプリを併用しています。
個別の体験談やメリット、デメリットをまとめました。
のんびりした子に合う勉強方法・どうやって伸ばしていけばいいか
子供の短所と長所はまさに表裏一体ですね。娘の場合は処理能力が低くて思考のペースはゆっくりですが、諦めずにじっくり考えて答えを導き出す力はあります。
娘は凸凹の差が大きくて、どう頑張っても優秀な中学受験生にはなれそうもありませんが、親としては、できるだけ長所を伸ばして短所をフォローして娘が熱望している学校を受けられるレベルまで伸ばしてあげたい。
いきなり能力以上のことを求めて大量に演習問題を解かせたり、基礎が理解しきれていない応用をチャレンジさせるのは、本人の特性上難しいです。(そもそも処理能力が低いので、頑張っても短時間で大量演習ができない。)
地道にじっくり基礎を固めて確実にできる問題を増やし、苦手な暗記はスケジュール化して何度も繰り返して覚えていきたいと思います。
問題を速く解けるようになるためにすること
娘の成長に合わせて少しずつ負荷をかけて、中学受験のスピードに慣らしていきたいです。
- 時間を計ったテスト(週テスト・組分け・計算)で時間を意識させる。
- 計算は「平方根」「素数」「3.14」などの暗記と暗算の練習をする。
はたして、このペースで中学受験までに間に合うのか心配ですが、親子でコツコツと頑張っていきたいと思います。
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