中学受験のストレス解消法・イライラせずに親子喧嘩なしで中学受験を乗り越えるには
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わが家は塾なしで勉強しているため親子で勉強する時間が長く、とくに5年生の夏休みは、ストレスがたまって親子喧嘩になってしまい本当に大変でした…!ストレスの原因は中学受験の勉強内容が難しいのもありますが、どちらかというと親子の距離感の問題です。
お互いストレスをためずに受験勉強をする方法はないかと、この半年間、試行錯誤して色々な方法を試して、何とか親子喧嘩をしないで集中して勉強できるようになりました^^!(この冬休みも穏やかに過ごせました。)今回はやってよかった中学受験ストレス解消法を紹介します。
中学受験は親も子供もしんどい理由
- 子供が幼い
- 思春期で精神的に不安定
- (子供が幼いので)親が受験に関与せざるを得ない
この3つが重なるから、中学受験はしんどいのではないかと思います。
「二月の勝者」の黒木先生が「(受験に悪影響があるから)親子喧嘩はしないでください」と何度も言っていますね。確かに、私も中学受験で親子喧嘩ほど無駄な時間はないと思っています…。
でも、親子喧嘩を避けるのは本当に難しい…!
子供は親に甘えすぎるし、親は子供が心配で口を出しすぎてしまう。遠慮がない親子だからこそ、感情的にならず、お互い常に冷静でいるのが難しいのかもしれません。
中学受験 イライラして親子喧嘩になる原因
中学受験で親子喧嘩になる原因は家庭によって違うと思いますが、わが家の場合は勉強が上手くいかないストレスが原因です。娘は5年生になって、算数の勉強中にイライラすることが増えました。
娘は、なぜか算数だけは自力で解くことに強いこだわりがあり、解答を見るのも人に教わるのも嫌がります。算数だけ個別に通っていますが、個別でも何一つ先生に教わらずに自習して帰ってくることも…(╥_╥)
そして思ったように算数の問題が解けず、勉強のストレスがたまると親に八つ当たりをはじめます。
そして思ったように算数の問題が解けず、勉強のストレスがたまると親に八つ当たりをはじめます。
成長期でホルモンバランスが崩れているところに、小学生レベルとは乖離した膨大な量の難しい勉強。娘がイライラしてしまうのもしょうがないとは思っています。
ただ、親としては、娘が勉強で苦しんでいる姿を見るのも、勉強のたびにサンドバッグみたいに八つ当たりされ続けるのも辛い…^^:。夫も私も娘に「中学受験をやめよう」と何度も提案しましたが、娘が「どうしても受験したい!」と泣いて荒れて、親子喧嘩の時間が長引くだけでした。
何とかこの辛さを親子で乗り越える方法はないかと考え続けていました。
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中学受験ストレス解消法1・子供がイライラ、ヒートアップしている時は休憩を入れて切り替える
娘はイライラした状態で勉強を続けても、集中できずに無駄に時間ばかりが過ぎてしまうことが多いです。また、イライラしているときに声をかけても、余計にヒートアップしてしまい火に油を注ぐ結果になってしまいます^^:。
上手くいっていないときは勉強を切り上げておやつを食べて休憩するか、別の教科に変えています。気持ちが落ち着いた頃に何で困っているか聞いた方がスムーズに進みやすいと思います。
冷静になってから親子で丁寧に問題文を読み直すだけで、解決の糸口が見えてくることもあります。
中学受験ストレス解消法2・切り上げた勉強は翌日に回す
脳科学の本によると、「中途半端な状態で勉強を切り上げると、他のことをしている間も脳はその勉強を考え続けてくれる」そうです。
実際に、前日苦しんでいた問題も翌日解いてみると意外にすんなりと解けることがありました。
中学受験ストレス解消法3・科目によって勉強する場所を変える
わが家は基本はリビング学習なのですが、娘がイライラしやすい算数だけは自分の部屋か個別の自習室で勉強するようになりました。苦手な国語は、私と一緒に言葉を確認しながら勉強した方が頭に入ると言うのでリビングで勉強しています。
科目によって勉強に集中しやすい場所に移動するのは有効だと思います。
中学受験ストレス解消法4・勉強中のおやつはGI値を意識する
血糖値の急激な変化は身体に負担がかかり、やる気が落ちる、眠気がおきる、集中力の低下といった症状が出るそうです。GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにします。
勉強中のおやつは血糖値をあげにくい低GI食品で、「トリプトファン」が含まれているバナナ・ナッツ・チーズ・ヨーグルト・さつまいもなどを出しています。
(※さつまいもは、焼くとGI値が上がるので蒸すか茹でます。)
「トリプトファン」は必須アミノ酸のひとつで、集中力・記憶力を高める効果があります。また、精神を安定させる働きがあるホルモン「セロトニン」を作り出すのに欠かせない材料でもあります。
主食も血糖値が上がりすぎないGI値が低い茶色い食品(玄米や全粒粉のパンなど)にした方がいいそうです。
ただ、「受験生に良い食事法」は諸説ありますが、ストイックに食事制限をしすぎるとストレスがたまって逆効果になってしまう気がします。(受験が終わるまで絶対に砂糖を使ったお菓子は食べてはいけない!なんてルールを作ったら、子供は親に隠れてこっそり食べてしまいそうですよね^^。)
あまり頑張りすぎず、できる範囲で「朝食はしっかり食べる」「できるだけ魚を食べる」「糖質過多になりすぎないバランスの取れた食事をする」という3点を意識しておけばよいと思っています。
中学受験ストレス解消法5・毎日ウォーキングをしてストレス発散
夏休みに娘がイライラしていた一番の原因は、一日中家にいたからかもしれません^^:。夏休みは暑かったこともあり、外出して遊ぶ予定がある日以外は家でのんびりしていました。わが家は通塾していないのと、ゲームや漫画など家で楽しめる遊びも多いので、意識して外出しないと何日も家の中で過ごすことになってしまいます。
人は太陽の光をあびないとセロトニン不足になりストレスを感じやすくなるそうです。極端な運動不足になると免疫力も低下します。
夫はもう1年以上在宅勤務をしていますが、不眠ぎみになってしまいました…。大人ですらずっと家にいると体調を崩してしまうので、子供にとっての運動不足はより影響が大きいのではないかと思います。
また、ウォーキングなどの軽い有酸素運動は脳が活性化し、脳の中で記憶を担当している海馬のニューロンが増えるそうです。
冬休みは30分から1時間散歩するようしたら、娘が勉強中にイライラすることがなくなりました。夫の体調不良と不眠症も毎日ウォーキングするようになってから改善しました。
中学受験ストレス解消法6・親のストレス発散に、受験の悩みを書き出して心を整理する
中学受験で毎日子供と向き合っていると、悩んでしまうこともありますよね^^:。「親だから」と我慢して悩みを心に秘めたままでいると、どんどんストレスが蓄積してしまいます。私は、悩んだときは、悩みを文章に書き出して解決策を考えています。
「自分が何に悩んでいるか」を考え、その問題は「子供の問題」なのか「自分自身の問題」なのかを整理し「その悩みを解決するにはどうすればいいか」の解決策を本やネットで情報収集して書き出しています。
できるだけ客観的な視点で字を起こしていくと、悩んでいることの問題点が明確になって、人に相談したときにも的確なアドバイスがもらえます。
人に見せるための文章を書く必要はなく、手帳などにメモ書きしながら問題点や思考を整理するだけで十分です。
「書く」ことで心を落ち着ける方法は、中学受験国語の指導で有名な早瀬 律子さんの受験生の母親向けメンタル整理術が参考になりました!
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